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堀切直人コレクション3
『新編迷子論』

堀切直人 著

泉鏡花、萩原朔太郎、佐藤春夫、小泉八雲、つげ義春などの幻想世界を”迷子”として迷路彷徨記として読み解いた評論集に夢野久作論ほかを加えた新版。

四六判並製・272ページ
装丁:古舘明廣

ISBN978-4-8421-0709-7 C0095
本体:2,200円 + 税
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堀切直人コレクション3『新編迷子論』
目次

Ⅰ迷子論
神隠しについて  柳田国男・小川未明・泉鏡花
見世物小屋の方へ  萩原朔太郎・江戸川乱歩・泉鏡花
幻想市街圖  萩原朔太郎と佐藤春夫
幻の家  佐藤春夫・稲垣足穂・坂口安吾
時間のなかのエキゾチシズム  小泉八雲
オフィーリアの幻影  ラファエル前派と大岡昇平
廃園と聖杯  メーテルリンクと大正文学
洞窟から迷宮へ  つげ義春
『迷子論』あとがき
Ⅱ冥府もぐり
つげ義春論  流浪者と定住者
閉ざされたエロスの行方  江戸川乱歩と夢野久作