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芝居は渦巻く。

新編唐十郎ギャラクシー

堀切直人 著

1998年刊行の青弓社版に大幅に増補した決定版。

ISBN978-4-8421-8421-0085-2  C0074
本体:2,400円 + 税
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新編唐十郎ギャラクシー
目次
Ⅰ状況劇場
  迷子の自己探索の旅
  ヒビ割れたプラトニズム  『少女都市』
  血の迷宮
  スラップスティックの大盤振舞  『鉛の心臓』
  日本人の罪と無垢  『二都物語』
  太母VSマニア  『お化け煙突物語』
  車輪の大冒険  『ジャガーの眼』
  運動産屋の詐術  『御注意あそばせ』
  目を覚ます人形たち  『少女都市からの叫び声』
  友愛の倫理学
  李麗仙の演劇的情熱  『ベンガルの虎』
  暗がりからのタムタムの響き
  「氷の宮殿」からの脱出行  『少女都市からの叫び声』
  朝日の扇田記者、紅テントに現わる
Ⅱ第七病棟
  町屋の深海魚群  『ビニールの城』
  深海魚群いまだ浮上せず  『オルゴールの墓』
  石橋蓮司と緑魔子の第七病棟
Ⅲ唐 組
  アンタイオスの膂力  『匂ひガラス』
  ガラパゴス島の唐十郎  『桃太郎の母』
  また大波が押し寄せてくる  『裏切りの街』『透明人間』
  唐組役者礼賛  『秘密の花園』
  バブルに馴れ合わなかった唐十郎
  『泥人魚』の方へ
  ブルーワーカーたちの離合集散のドラマ  『津波』
  唐組島の進化史
  唐組役者八人衆
Ⅳ新宿梁山泊と唐ゼミ
  梁山泊版『吸血姫』を飛騨国府町まで観に行くの記
  梁山泊版『唐版  風の又三郎』短縮版に関わっての記
  「風のほこり」となって舞う九人衆
  「幻の舞台」にまた出会ってしまった 『黒いチューリップ』

  唐十郎ギャラクシーは膨張を続けている
旧版あとがき
新版あとがき
初出一覧