新刊 近刊 一般書 教科書 会社案内 声の図書館
HOME >  一般書  随筆・評論 >  書遙游
堀切直人コレクション2

書遙游

堀切直人 著

怪談文学案内、昆虫文学誌から、尾形亀之助などのポルトレ、食・女・道草アンソロジー解説を経て、古本屋本書評まで、蜘蛛手に増殖していく評論・エッセイを選択し集成。

四六判並製・292ページ
装幀:古舘明廣

ISBN978-4-8421-0096-8 C0095
本体 2,300円 + 税
ご注文はこちらから  
書遙游
目次

 
・怪談文学案内
・昆虫文学誌
・「男と女がさかることよりも卑猥なこと」の文学誌
・食は惜しみなく恵む
・道草の楽しみ
・誇り高き女たち
・尾形亀之助「小さな戦」序説
・尾形亀之助とオケラ
・小野十三郎の「海から見た大阪」
・内田百間「長春香」頌
・稲垣足穂のヒコーキ
・八坂神社の石段の上の深沢七郎
・日影丈吉「泥汽車」を読む
・狐とどのようにつき合えばよいか
・「現代文学の発見」を買いに走った
  スリリングな発掘作業 長谷川堯『都市廻廊』
  冥界を徘徊する孤独な魂 森常治『日本の幽霊の解放』
  夢の幸福感に溢れる 奥野健男『文学における原風景』
  創造過程の内密な消息 エーレンツヴァイク『芸術の隠された秩序』
  倒錯のうちなる豊饒 メダルト・ボス『性的倒錯』
  幼児性・無意識・遊戯 リカルダ・フーフ『独逸浪漫派』
  ユング心理学と道化研究の歩み寄り W・ウィルフォード『道化と笏杖』
  「アクシオン・フランセーズ」は私のネッシーだった 福田和也『奇妙な廃墟』
  乏しさの中に開花した日本語 村田喜代子『蕨野行』
  死者のために泣き晴らす 村田喜代子『龍秘御天歌』
  古物に魅入られた面々 村田喜代子『人が見たら蛙に化れ』
  振袖狂女に魅せられて 久世光彦『昭和幻燈館』
  「病める鶴」後日譚 久世光彦『蕭々館日録』
  タナトスとエロスの戯れ 久世光彦『雛の家』
  「走る炎」を灰のなかから甦らせる 『久世光彦の世界』
  土崩瓦解した家庭で 野坂昭如『妄想依存症』
  風との命がけの戯れ 石原慎太郎『風についての記憶』
  やはり闇は露出する 森内俊雄『桜桃』
  晴れやかな孤独に生きる 三木卓『野鹿のわたる吊橋』
  寡黙な文章の豊かな響き 飯尾憲士『サムハラ』
  「内陸派」VS「海洋派」のドラマ 飯嶋和一『始祖鳥記』


 
・「メールシュトレームの渦巻」との遭遇に始まる
  喪失の相の下に 種村季弘『壺中天奇聞』
  アングラ時代の種村季弘
  終わりのない夜への旅 種村季弘『楽しき没落』
  一陣の風のような軽快さ 海野弘『世紀末のスタイル』
  果てしないネットワーキング 海野弘『私の東京風景』
  貧しい街頭風景の方へ 海野弘『新版・都市風景の発見』
  自伝を旅する 海野弘『海野弘 本を旅する』
  「独学者」の「策略的知性」 浅羽通明『ニセ学生マニュアル』
  職人のユートピアへ 浅羽通明『澁澤龍彦の時代』
  ミスマッチ風の取り合わせの妙 浅羽通明『アナーキズム』『ナショナリズム』
  窪地の底の木葉井悦子
  素直なデブ少年 坪内祐三『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』
  無名出版人の謎を追う 内堀弘『ボン書店の幻』
  過剰さのドラマツルギー 唐十郎・室井尚『教室を路地に!』
  女は度胸・男は愛嬌 浦野興治『姉とうまかビール』
  とても贅沢な作家たちのラインナップ 鈴木地蔵『市井作家列伝』
  鈴木地蔵『市井作家列伝』刊行をめぐって
  早稲田古本屋街の申し子
  向井透史ファンの弁 向井透史『早稲田古本屋日録』
  早稲田古本屋街の語り部 向井透史『早稲田古本屋街』
  モクローくんとセドローくん 南陀楼綾繁『路上派遊書日記』
  糞役人VS底辺労働者の激烈なバトル 塩山芳明『出版業界最底辺日記』
  夢の渦巻に引きこまれる グレゴリ青山『ブンブン堂のグレちゃん』
  浅草住人群像 島田和世『浅草育ち』
  ふらつき詩人の悲しみと怒り 暮尾淳『ぼつぼつぼちら』