HOME >
一般書 歴史・宗教・漢文 >
恨(ハン)の彼方に
恨(ハン)の彼方に歴史の荒波を越えて崔惠淑(チェヘスク) 著日本による朝鮮統治、日本の敗戦による解放、やがて勃発した朝鮮戦争。韓国民が経験した国難と悲劇の歴史に翻弄されながらも、苦境の中で、教師として母として誇り高く生き抜いた、東京女子高等師範学校(現、お茶の水女子大学)に学んだ一人の韓国女性の半生記。日本においては詳細に知られることのなかった日本統治・朝鮮戦争を歴史学者として著者は冷静な目で見つめ、いま改めて韓国・日本の関係を問い直す。
ISBN:4-8421-9818-4 C0036
本体 1905円 |
|
目次
1 日本留学と帰国 2 学窓時代の哀歓 3 太平洋戦争と韓国の開放 4 結婚と判事として赴任した夫 5 民族の悲劇、朝鮮戦争 6 1・4後退と休戦協定 7 教職生活への復帰と息子の成長 8 韓日国交正常化と軍政 (付)李方子女史の生涯 |