帳場からみた風景
早稲田古本屋日録向井透史 著
早稲田古書店に生まれ育ち、「古書現世」跡取りの著者が、古本への愛情と、店先や古本買い入れなどで出会った、さまざまな人々とのつき合いを、ユーモラスにして絶妙な名文で語り綴る、掌編小説風味のエッセイ集。
カバー写真 田中美穂[蟲文庫]
装幀 林哲夫 四六並製カバー208p ISBN978-4-8421-0066-1 C0095 本体 1,500円 |
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目次
Ⅰ 日々、帳場から 大雪の夜 年をまたぐ頃の出来事たち 海を越えて 空き地の眼 ある古書目録 古本長者 雨の日に ノラ物語 午後の境界線 書物の記憶 休業中 ひまわり ヒデさん 上京 秘密 月影 ほこり舞う街角 睡魔 貧乏談義 紙魚の居どころ 秋のかほり 真夜中に、ひとり そこにあるだけの日 Ⅱ 早稲田古本屋日録 |