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浅草 戦後篇

堀切直人 著

『浅草』(栞文庫)、『浅草 江戸明治篇』『浅草 大正篇』に次ぐ、「浅草四部作」の第四弾。
戦後復興期から高度経済成長を遂げる昭和後期にかけて、歌手・高座芸人・演劇人・文士・俳優・タレントたちが浅草に蝟集し、浅草から発信しつづけた戦後庶民芸能の真骨頂を活写。

カバー絵 美濃瓢吾『月見猫』
装幀 古舘明廣
四六並製カバー440p

ISBN978-4-8421-0063-0 C0095
本体 2,200円
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目次

戦後復興期の浅草
露店が立ち並んだ
瓢箪池が埋め立てられた
本願寺床下と「蟻の町」
浅草盛衰記
六区・吉原・浅草寺
隅田川と柳橋
浅草の「土地の精」は生きている
飲食店今昔
染太郎に集う芸人たち、作家たち
木馬館今昔
浅草は夜明けか、黄昏か
浅草軽演劇・芸人群像
森川信と坂口安吾
柳家三亀松
戦中戦後の浅草軽演劇
浅草ストリップ
清水金一の落日
ロック座の軽演劇
脱線トリオ登場
渥美清のフランス座時代
渥美清と井上ひさし
「男はつらいよ」の車寅次郎
東洋劇場の萩本欽一
ビートたけしと深見千三郎
たけし、松竹演芸場からジャンプ
唐十郎の下谷万年町と浅草

付録一 浅草を駆け抜けた芸人たち(唐十郎との対談)
付録二 台東図書館とパサージュ論