海野弘コレクション 第1巻歩く人、海野弘が見た私的東京風景 単行本未収録の文章による東京論を集成。
カバー写真 麻布 高梨豊「地名論」より
装幀 古舘明廣 2006年1月刊。 四六上製カバー280p ISBN978-4-8421-0061-6 C3395 本体 2,600円 + 税 |
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目次
Ⅰ 私の東京風景 ランプの江戸――『半七捕物帳』の世界 東京1区への誘い 3丁目漂流記 ホテルと映画と文学と あいまいな未来を探すために 消防と都市空間 60年代の風景 貧しき青春の街のために 漱石の都市、三四郎の都市 モダン都市の青春の旅――ニューヨーク・上海・東京 Ⅱ 東京ロマネスク 夜のロビーで モダン銀座再見 地下の柱の陰に Ⅲ 絵の中の東京 百の眺めの都市――江戸から東京へ 山本丘人とモダン上野 山本丘人の春と冬 複製芸術としての日本画 夢二とグラフィック・デザイン 山田耕筰と斎藤佳三――音楽と美術の交感 Ⅳ 武蔵野としての東京 武蔵野としての東京 多摩川ふたたび 武蔵野再訪 多摩の地霊――新選組のふるさと Ⅴ ウォーキングの詩学 草歩について ほっつき歩く 一日四時間の散歩 ワンダーフォーゲル 股旅 英国式ウォーキング 歩く文学 足元を見る 季節の跫音 歩く情熱 修験道 ジャスト・ウォーキング Ⅵ ふたつの世紀末東京 東京一九○○―二○○一――二つの世紀末、二つの世紀 |