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磨言 淳冊

田島毓堂 著

語彙研究者の研究余滴集。正法眼蔵に触発されて書いたこと、法華経訓読に関わっていたときに思ったこと、身辺雑記などを収録。

四六並製カバー256p

ISBN978-4-8421-0058-6 C0095
本体 1,600円
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目次

痴人夢を語る
常懐悲感心遂醒悟
人のもどき
現代版桐壺更衣
年々歳々花相似
崩壊
死ぬるの生きるのといふは
病なく身つよき人
日本語は乱れているか
仏の御自言
音節・拍・木魚
言葉寸感
逆さま
使用語彙と理解語彙
群盲象を撫づ
言葉と政治
「、」「。」か、「,」「.」か、それとも…
キープレフトを守れ
優先席
加担と鍛治 カナ
視線ON率
自由ヶ丘 一ケ百円
「していただいていいですか」「~じゃないですか」「よう」「そうなんですか」雑感
単語の定義
語彙研究の対象としての集団的規範(ラング的)語彙の扱い
閑話休題
法華経の為字
頂妙寺版法華経
法華経為為章
為字訓と為字和訓
高麗版法華経
不勤為法
文段経
白点流失
仏道成る
開方便門といふは示真実相なり
ときに道元喜感無勝
百見は一経にしかず
諸仏のまさしく諸仏なるときは自己は諸仏なりと覚知することをもちいず
人間に生まるること難し、正法にあふことなほ難し
他人のほむること
本来無一物
五十六億七千万年
天上天下唯我独尊
あきらめる
生をあきらめ
大地火を発する底の道理
一皮むける
慈念衆生猶如赤子のおもひ
衆とともに
丙丁童子来求火
夕立
尽十方世界是一顆明珠
知足と不知足
猶如火宅
光陰虚しく度ること莫かれ
不覚
己を修める
今が大切
学然後知不足
いかならんかこれ無処不周底の道理
禅とは何か1――言葉から探る禅の世界――
禅とは何か2――言葉から探る禅の世界――
禅とは何か3――言葉から探る禅の世界――
禅とは何か4――言葉から探る禅の世界――
禅とは何か5――言葉から探る禅の世界――
閑話休題
保存法
信と偽
理屈じゃない
自己をはこびて万法を修証するを迷とす
時代の交点
ただまろにのみみゆ
いきさせられる
にがいオレンジ
坂道
衣食足って……?
いかり
青山常運歩
これから人間は
今人は殊に老いて懈ることあり

あとがき