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ぼつぼつぼちら

暮尾淳 著

生死の境をふらつき、死者たちの声を聞き、エロスへの感嘆の声を噴き出す詩篇。
道化力の勢いあふれた俳句。
石垣りん、伊藤信吉、岡村昭彦を追悼したエッセイ。
暮尾淳ヴァラエティブック。

装幀 古舘明廣
A5上製カバー176p

ISBN:4-8421-0057-5 C0095
本体 1700円
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目次

Ⅰ ぼつぼつぼちら
春の夜の風
或るバーでの昔ばなし
五月の夜のいたみうた
同級生
世紀末みぞれ降る夜に…
ヘール・ボップ彗星
しりぬけおばば
白い虹
夢ノートから
灯台
ホームを見下ろす喫茶店で
冬の日の小品二つ
夜行列車にて
今年のさくらは
水めし
富士
南無の夜
氷雨の午後
背番号…
イーイーさん
冬の朝
蕎麦焼酎を飲みながら
だったかの夜
四月の若葉の朝に
白いビニール傘
雨の朝
冬の日の快速電車
冬の日の散策
鏡の三人
風の黄昏
そろそろ
ながら
消えた一篇
回文のある逢引
今年のさくら

Ⅱ どうすべえ
時は過ぎても
波久礼
どうすべえ
おおるどぱあ
宴果てて
いやどうも
ろくでなし
貧乏ゆすり
ジン五杯
芋焼酎
茶碗酒

Ⅲ さようなら
石垣りんさん
夏の蝶
走れメロス

編集後記 堀切直人

まだまだ(あとがき)