明治文芸と薔薇話芸への通路中込重明 著
落語が漱石に「猫」を書かせ、講談が言文一致を準備した
2004年5月刊。
A5上製カバー248p ISBN978-4-8421-0041-8 C1095 本体 2,700円 |
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目次
まえがき 延広真治 明治文芸と薔薇 漱石雑考 近代文学史と笑い――骨皮道人の著作群を例に 根岸派と洒落ル会 明治、「世界」を笑う 樋口一葉「経つくへ」・「大つごもり」典拠考 自然主義以前の「私小説」――宮崎三昧と都の錦 日本の近代化における大衆演芸の検討と諸問題 松林伯圓と筒井政憲 松林伯圓を巡る人々――高野長英・遠山左衛門尉景元ほか 講談本の研究について 付 講談登場人物索引・講談小題・異名索引 |