山田孝雄と谷崎潤一郎
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<目 次>
第一章 谷崎源氏 一 校閲そして助言 二 削レリつまり削除 三 削除の場面の小説化 四 藤壺の宮と源氏との件は全面的に削除 五 谷崎も藤壺の宮に注目 六 円地の小説そして谷崎の訳 七 いつまでも秘密が守れるか 八 貴種流離の旅に先立って 九 歌は命なりけり 一〇 『源氏物語絵巻』の絵巻第三十八帖「鈴虫二」を観る 第二章 山田文法 一 「単語」と「単位」 二 山田文法と時枝文法 三 言語表現の三つの形態から あとがき |