契沖、真淵、宣長以降の「最後の国学者」とも評されている
山田孝雄(やまだよしお)
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<目 次>
第一章 国語学者としての経歴 1 一 はじめに 二 学ぶ十代 三 故郷出立 四 文法研究に専念 五 上京そして山田文法樹立 六 大学への道 七 学長となりて 八 晩年の孝雄 九 「山田孝雄文庫」など 第二章 孝雄と谷崎源氏 一 千年以上も輝き続ける『源氏物語』 二 現代語訳の主なもの 三 谷崎、『源氏物語』に着目 四 孝雄、校閲の仕事を承諾 五 現代語訳という作業 六 「削レリ」と「削ル」 七 いよいよ出版 八 新しい時代になって 九 新しい現代語訳について 十 やはり山田先生を 第三章 孝雄と連歌 一 連歌を受け継ぐ 二 東北帝国大学に赴任してから 三 『連歌青葉集』から 四 世吉『賦何衣連歌』の鑑賞 五 読み終えて 第四章 孝雄と文法 一 十代の勉強ぶり 二 文法研究の起因 三 文法研究まっしぐら 四 『日本文法論』の中からいくつかを 五 山田文法を称える言葉 六 終わりに 山田孝雄 年譜 あとがき |