新刊 近刊 一般書 教科書 会社案内 声の図書館
HOME >  一般書  随筆・評論 >  柳田泉の文学遺産 第3巻

柳田泉の文学遺産 第3巻
「文学とその周囲」「人物の思い出」「書評」

柳田泉 著

坪内祐三 解説

没後40年、明治文学研究の草創者にして最高峰が遺した単行本未収録の論文・随筆を精選の上、全三巻に編集。

本巻には、二葉亭四迷をはじめとする作家論、および著者と交流のあった作家・学者の思い出を綴った文章等を収録。

四六判上製・444ページ
装丁:吉田篤弘・吉田浩美(クラフト・エヴィング商會)

ISBN978-4-8421-0729-5 C3391
本体:4,800円 + 税
ご注文はこちらから   amazon.co.jp 詳細ページへ
柳田泉の文学遺産 第2巻「文学とその周囲」「人物の思い出」「書評」
目次

文学者とその周囲
逍遙先生と女性
逍遙・八一両先生書翰集「こぼれ話」
二葉亭とその周囲
二葉亭四迷「余の思想史」解説
尾崎紅葉についての一考察
紅葉山人の父谷斎の武田姓
桃水と一葉女史のこと
一葉女史の兄
一葉女史と泉鏡花
鏡花と時代文学
鏡花伝きゝがき
若き不知庵の恋
内田魯庵と同人社
子規と湖村と
透谷伝の一節
湘煙女史中島俊子
藤村詩の面白さ
藤村の恋愛
透谷と藤村
藤村兄弟の文学について
白鳥偶感
日本の良心・内村鑑三
日本文学におけるホセ・リサール
未完成の批評家・福島静斎
 
人物の思い出
随筆家春城翁のおもかげ
自然主義文学の先駆 長谷川天渓
ゆたか橋時代の秋草堂 「会津八一伝」刊行によせて
莫逆の友
吉野作造先生と宮武外骨翁
荷風と帚葉散人
噫左文翁
研堂翁をいたむ
追悼斎藤昌三 二篇
尚江先生の臨終
馬場孤蝶氏について
「明治叛臣伝」のこと
駒村氏の思出
露伴の死 十七年前の思い出
乱歩氏へのお願ひ
介山居士と私
津田先生雑聞集
勝本清一郎氏のことども
書評
江戸川乱歩著『幻影城 探偵小説評論集』
中村光夫著『二葉亭四迷伝』
「素白随筆」と岩本素白先生