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HOME >  一般書  随筆・評論 >  久生十蘭 『魔都』『十字街』解読

久生十蘭
『魔都』『十字街』解読

海野弘 著

四六判上製・272ページ
装丁:古舘明廣

ISBN978-4-8421-0710-3 C0095
本体:2,600円 + 税

週刊読書人」5月2日号(長山靖生氏)、 「東京人6月号、 5月11日「西日本新聞」 「北海道新聞」、 5月11日「読売新聞」(松山巖氏)に書評が掲載されました。
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久生十蘭 『魔都』『十字街』解読
目次

プロローグ 十字街に立ちて
第一章 モダン都市函館
モダン函館周遊
長谷川家をめぐる関係図
第二章 〈魔都〉東京
『魔都』をめぐる謎
『魔都』の妄想的解読
一九三○年代の〈大東京〉
大震災後の銀座
カフェー時代
コルビィジェ風のアパート
歌う鶴の噴水事件
レヴュー「カーマス・ショオ」
新興コンツェルンの暗闘
安南皇帝は実在するか
安南皇帝のダイヤモンド
東京のアンダーワールド
目くらましのダイヤ
東京市街戦争 第一部
東京市街戦争 第二部
第三章 〈十字街〉パリ
戦争の長い幕間
『十字街』失われたパリ
『十字街』を往く
大逆事件について
シーメンス事件について
フランソワ・コティについて
鹿島与兵衛とスタヴィスキー
パリの久生十蘭
二つの日本人社会
再びスタヴィスキー事件
内乱、騒擾、市街戦
プランス殺害事件 エピローグ〈一九三○年代〉へ

参考文献
人名索引