HOME >  一般書  歴史・宗教・漢文 >  『古語拾遺』を読む
好評につき2022年10月第4刷重版出来!

『古語拾遺』を読む

青木紀元・中村幸弘・遠藤和夫 著

上代、朝廷の祭祀をつかさどった斎部氏に伝わる古伝承の、『古事記』『日本書紀』にも見えない記録を含む、貴重な資料を平易に読み説く。

B5並製カバー 224頁

ISBN978-4-8421-0766-0 C3014
定価:2,970円(10%税込)
ご注文はこちらから  
目次


『古語拾遺』作品紹介
『古語拾遺』本文 訓読本文/現代語訳/語義・語法/故事・典拠
1 前書き
2 天と地との開けはじめ
3 天中の三神と氏祖の血縁のつながり
4 日の神と素戔嗚の神との約誓
5 素戔嗚の神の天つ罪
6 日の神の天の石窟へのお幽居り
7 日の神の再びの出現
8 素戔嗚の神の追い払い
9 改名された霊剣草薙の剣
10 大己貴の神の経世済民
11 吾勝の尊と、その皇孫
12 天祖天照大神のみことのり
13 天孫の人間界への降臨
14 彦火の尊の子、彦瀲の尊に仕えた掃守の祖
15 神武天皇の東征と橿原奠都
16 造殿を担当する斎部
17 祭祀具を製造する斎部の人たち
18 神籬を建てて、神々を祭る
19 天皇即位に伴う大嘗祭の神事
20 斎蔵の管理を担当する斎部
21 国家の祭祀と担当する氏族
22 崇神天皇の御代のこと
23 垂仁天皇の御代のこと
24 景行天皇の御代のこと
25 神功皇后の海外遠征
26 応神天皇の御代のこと
27 履中天皇の御代のこと
28 雄略天皇の御代のこと
29 推古天皇の御代のこと
30 孝徳天皇の御代のこと
31 天武天皇の御代のこと
32 大宝年中のこと
33 天平年中のこと
34 建国時代の功労神への再評価
35 忘れられている、その一
36 忘れられている、その二
37 忘れられている、その三
38 忘れられている、その四
39 忘れられている、その五
40 忘れられている、その六
41 忘れられている、その七
42 忘れられている、その八
43 忘れられている、その九
44 忘れられている、その十
45 忘れられている、その十一
46 御歳の神を奉祭するいわれ
47 あとがき

『古語拾遺』原文(漢文)
論考
『古語拾遺』について―藤井馨
斎部氏の「天つ御量」―青木紀元
『古語拾遺』の補読敬語―岩井護
あとがき