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一般書 歴史・宗教・漢文
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2017ユネスコ世界文化遺産登録
古代日本人が見えてくる
神宿る沖ノ島
堀田はりい 著
立ち入りを制限された神秘の島沖ノ島
沖ノ島祭祀遺跡の謎が解き明かされた究極の1冊がここに完成
四六判並製・288ページ
ISBN978-4-8421-0789-9 C1002
定価:1,980円(10%税込)
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『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群
目次
第1章『岩上祭祀:日神の祭りの時代』
日神を招く巨岩の上の祭り
冬至の日神の祭り
太陽をモチーフにしたご神木の飾りと呪具の玉
祭りの斎主と酒宴
光輝く金属製祭祀品と巫女が斎主の祭り
●コラム① 韓国・新羅の『延烏朗・細烏女』の物語
第2章『岩陰祭祀と『記紀』:天の岩屋戸の時代』
岩上から岩陰へ、実用品からミニチュア品へ
クリスマスツリー状態のご神木と絵馬・神馬の始まり
神器の破砕と神々の顕現
●コラム② 済州島の三女神
伊都国王墓の祭祀品の破砕と神社祭祀と埴輪の起源
『記紀』の神々の顕現と沖ノ島と三輪山と伊勢神宮
『古事記』の機織り女と宗像神に献上された織女
●コラム③ 縫殿神社
天鈿女命の乱舞と大祓
「新生・再生」祈願と祝賀の鎮魂祭
●コラム④ 直会
神饌の種類
第3章『死後の世界』
モガリと本葬の二段階葬送儀礼
モガリとは? 勾玉とは? たまとは?
●コラム⑤ 吉武高木遺跡
須玖岡本遺跡の葬儀の原初的形態と蚕信仰
テクノポリス「須玖遺跡群」と祭祀品の埋納と祭葬の源流
装飾古墳内は光の国
太陽の光の文様と神が宿る祭祀品
前方後円墳の形と九州勢力の東進と周濠の出土品
高松塚古墳とキトラ古墳の壁画が語る宗教観
日蝕と高市皇子の死と譲位の真相
船原古墳遺物埋納坑の正体
相島積石塚群と胸形君
第4章『舶載品考』
沖ノ島の新羅系馬具
新羅と北部九州の親しい関係
新羅の外交戦略と「白村江の戦い」の敗戦処理
●コラム⑥ 中世の宗像大宮司
カットグラス碗が辿ったルートと金製指輪
第5章『半岩陰・半露天祭祀と露天祭祀:律令祭祀のはじまりの時代』
岩陰から露天へ、祭祀品増大へ
●コラム⑦ 富寿神宝
金銅製龍頭考(その一) 高句麗王宮からの盗品説
金銅製龍頭考(その二) 新羅経由説
●コラム⑧ 新羅大商人「張保皐」
人形が描かれた須恵器器台と金属製人形
住吉三神と筒の意味と三神一組の起源
●コラム⑨ 伊勢神宮の「心の御柱」
第6章『韓国の竹幕洞祭祀遺跡』
沖ノ島と竹幕洞遺跡のご神木の祭祀品
応神天皇と竹幕洞遺跡と高句麗の東盟祭
●コラム⑩ 韓国の巫女祭り「射亭 都堂祭」
第7章『女人禁制考と「みあれ祭」』
女性斎主のお客さま化と巫女の地位の低下
国防の神・厳格な「掟と禊ぎ」
御長手神事と「みあれ祭」
宗像大社と出光佐三
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