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われわれは他者と境界をどう認識すべきか
東アジアのボーダーを考える
―歴史・国境・認識―

岩下哲典 編著
大庭裕介・小川唯・高田誠・塚越俊志・中川仁・濱口裕介 著
臼井新太郎 装幀


四六判並製本カバー・320ページ

ISBN:978-4-8421-0763-9 C0021
定価:1,980円(10%税込)

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東アジアのボーダーを考える
目次

序 章  東アジア世界のボーダーを考える―ボーダー・インテリジェンスの視点から 岩下哲典
第一部  日本のボーダーを考える
第一章 日露「国境」の形成 濱口裕介
第二章 伊豆諸島・小笠原諸島をめぐる国際情勢
    ―太平洋航路をめぐるボーダー 塚越俊志
第三章 江戸から明治の朝鮮観と歴史認識―歴史消費の問題点 大庭裕介
第二部  中国・台湾のボーダーを考える
第一章 清末民初中国における国民国家形成―自画像のボーダー 小川唯
第二章 資源から見た日中のボーダー
    ―近代アジアの石炭産業から見えてくるもの 高田誠
第三章 苦悶する台湾近現代史
    ―国民党の言語政策と母語の復権のゆくえ(言語とボーダー) 中川仁